中華そば 花菱 Δ01
- S.Kitchen
- 2017年9月1日
- 読了時間: 3分
〇Name
中華そば花菱(はなびし)
〇Summary
久しぶりの宇都宮。啜れば 愉快だ 宇都宮。
お店の外観はまるで蕎麦屋。庭に竹林があり、程よい風と靡く葉っぱの音が心地よい。
昼営業終了間際に入店。女性(1人)とすれ違う。
待合室に入った時点で魚の節?粉?の匂いがすごい。
2呼吸目には慣れてしまうが、魚粉焼肉パーティ?をしたような色濃い匂いが常駐している。
事前情報で魚のダシが美味しいと伺っていたので、期待でお腹が減りますなぁ。
メニューが豊富で、あっさりの醤油or塩で、それぞれ魚ダシと貝ダシがある。
焦がしニンニクソース=マー油もあれば、濃厚の鶏そば、店名がついた花らーめんもあった。
麺もいろいろで、中華麺と全粒粉麺という蕎麦を練りこんだ麺が用意され、
さらにそれぞれ細麺と平打ち麺とが選べる。中華麺は塩、全粒粉麺は醤油がお薦めらしい。
あと期間限定で梅しそラーメンや山椒ラーメンもあった。
今回は店員さんにおすすめを聞き、メニュー一番上の中華そば・全粒粉麺 細麺で注文。
お店の奥のお座敷は、窓から庭の竹林が見える。あそこで食べたいが、独りでは厳しかろう。
飾っている物も古いものが多く、和を強く感じるお店である。
〇Impression
そしてビジュアルも和。器も焼き物で分厚く、レンゲは田舎杓子、キレイなナルト。
スープをいただく。あっさりと謳っているが、魚のダシ(魚粉?)のアピールが強い。
今まで動物系一本だったので、それの反動かもだが、旨味をすごく感じる。
醤油の軽やかさもちょうどよく、魚のダシをうまく引き出す塩梅になっている。
麺を食べようと口に近づけたとき、途端に蕎麦の香りが際立つ。
普通の蕎麦屋さんでも気づかなかったのに。温かいから?それとも鈍感だったから?
麺を啜る。メニューの通り、固めの食感。蕎麦と中華麺の間。
お店や器の雰囲気そして竹林効果によって、この組み合わせを胃が受け入れている。
ナルトとチャーシュは薄め。脂が多めのチャーシュで、口の中がまろやかにリセットされる。
お値段が低い設定なので、もっと具材をプラスすればよかった。大盛とか。
お客さんはいつの間にか私一人。会計のため立ち上がると、あの魚粉の匂いが再び香る。
どうやら店内上空に浮遊しているようだ。袋に閉じ込めて、友達にプレゼントしたい。
お会計を丁度支払うと「助かります!」と一言。
いえいえ、滅相もございません。じゃあ今度は竹林お座敷でよろしくね。
〇Photo

〇Details
駐車場 :16台
営業時間 :11:00~14:30(L.O) 17:30~21:00
定休日 :水曜
席数 :32席
リンク :HP infoサイト
煙草 :禁煙
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