麺屋一燈 Δ01
- S.Kitchen
- 2018年4月21日
- 読了時間: 3分
〇Name
麺屋一燈(いっとう)
〇Summary
久しぶりの東京遠征。
ラーメン目当ての旅ではないが、たまたま近くある一燈というお店へ。
よくよく調べていると、都内に数店舗出していたり、HPに熱い気持ちを載せていたり、
果てには台湾、シンガポール、タイバンコク、ローソンにも進出していたりする。
たまたま近かっただけなのに、すごそうなビッグネームなラーメン屋さん。
行列がすごいとのことなので、少しはずした時間帯を狙う。
だがさすがはビッグネーム。行列が今までの中で2番目にすごい。
1番は喜多方のラーメン屋さんだが、あちらはGW中。
こちらは曇って風って寒って、でも並んでる。
隣のマンションの前まで並んでしまうので、道路の反対側へ並ぶようにとの看板。
区から苦情がくるぐらい並ぶんだってよー
なんにしても火のない所に煙は立たぬ。そうなったからには美味しいに違いない。
(そう思わないと並んでられない)
店内から無表情のおっちゃんが出てきて客に注文を聞いたり、人を誘導している。
さながら交通整理である。
昼の営業終了時間になって、おっちゃんが「営業終了」の看板がでたときはヒヤリとしたが、
幸いにも私より後ろの方に看板をセットしたので、どうやら許されたらしい。
メニューは店内の券売機方式で、芳酵香味そば 醤油を注文。
まだ席は埋まっており、一度外へ戻るという悔しさ。早く食べさせろ・・・っ
〇Impression
1時間以上待っただろうか。再び入店する。カウンター10席だが、厨房の方が広い・・・
そんなことに目を逸らしていると、ラーメンのご到着。
なんとも気品漂うスタイルである。
まずはスープから。
これがまたす~ぱ~うまいです。1時間も風を受け続けた甲斐がありました。
HPの情報通り浅利のダシだろうか。「和」の味がする。
ラーメンとしても美味しいが、うどんとしてもイケる味ではないだろうか。
実際の友人の感想では「お雑煮のようだ」とのこと。大いに納得である。
麺が細麺だが低加水麺だろうか。食感がよいです。
卵はビッグネーム安定の程よい半熟具合。とろけます。
2種類のチャーシューはしっとり鶏と豚かしら?
すべてのトッピングが美味しく、これを築き上げているのはスープという、
土台の完成度の高さではないだろうか。
貝のダシというのが単体では正直よくわからないが、トータルの印象として
ここまで極められるというのは、大変勉強になる。
待つのに1時間、食べるのに5分。あっという間であった。
やはり東京は美味しいものもある。だが同時に、宇都宮、栃木のラーメンも負けておらず、
むしろ行列が少ないという点を含めると勝っているのではないか。
まぁ車移動が推奨されてしまうが、冷たい風の中立っているよりはよいのではなかろうか。
そしてあの小さいおっちゃん。
ふらふら~と歩いていき、女性の客に「サービスです~」とアイスを提供していた。
私はそんなおやじを、アイスより冷たい目で見ていた。
〇Photo

〇Details
住所 :東京都葛飾区東新小岩1-4-17
駐車場 :なし
営業時間 :【平日】11:00~15:0018:00~22:00(月曜日は18:00~20:00)
【土・日・祝】10:30〜15:0018:00〜22:00
定休日 :年末年始・夏季休業
席数 :11席
煙草 :禁煙
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